鏡よ鏡・・・

宮部みゆきの書く　妖しい話が大好き

本所深川ふしぎ草紙・堪忍箱・あやし

などがそれで・・・

あやしの中に収められている安達家の鬼

がとりわけ大好きだ・・・

嫁いだ若い嫁に　義母が昔語りをする

彼女を本心から認めたからなのだが

話と言うのが・・・自分に憑いている鬼の事

ある村にある　古い安達家に縁あって住まうが

其処は　昔から病人や罪人を住まわせ

其処に罪や咎病を落とす・・・所謂死なせる家だった

たくさんの汚れ罪病を吸取って鬼が出来上がるのだが

ひょんなことから　義母にはその姿が見えた

その鬼と共に　江戸に出　鬼に守られながら

一代で商いをなす・・・

その鬼は良くない心持の人間には恐ろしく映るが

キレイな心持の人間には　まあ汚い乞食くらいに見える

もしくは　何も見えないのだとか

その嫁の目には　何も映らないのだが・・・

そのうちに見えるようになると話す義母

義母の死と共に　その鬼も消えてしまうのか・・・

最期にたった一度だけ　彼を見るのであるが

ああまた　読み返してしまった・・・

  

もう大分昔のこと・・・

当時は怖い漫画・・・楳図かずおの洗礼とか

ソルジェニーツイン氏の収容所群島なんかを読んでいた

夏のある日・・・

来た～　　金縛り・・・　来た～

かか体が動かない・・・

姉が部屋を覗いた・・・　声を出しているのに出てない・・・

どのくらいの時間だったのか解らない

長かったような短かったような・・・

とにかく必至だった・・・助けてと叫んでいるのに

後から聞いたところによると

黙ってこっちを見てたよ・・・

医学的には？こういう状態を説明できるらしいが・・・

私的には・・・絶対金縛りだったと思っている  

なんで学校に纏わる怖い話が多いのか・・・

一説には学校が建っている場所の多くは

元はお墓だったから・・・？

小さい頃住んでいた田舎の学校にもありましたよ～

にのきんさん⇒五円玉を置いて３回周ると地下に下りる階段が現れる

理科室⇒ヤッパリ地下室があって（行き方は知らない）子供が解剖されていた
　　　　　　バケツ一杯の血と骨がある　人体模型が歩く

音楽室⇒夜になるとピアノの音が・・・音楽家の肖像画が笑う

１３階段⇒行きは１３段帰りは１４段？

校庭を掘ると墓石が出てきた・・・これはホント

花子さんはその当時いませんでした・・・

でも・・・こういう類の話って最初は誰かが創ったんだと思う

その人　・・・ある意味素晴らしいと思うよ

夜の学校は・・・怖いよねえ～

でも今時の学校は新しくて立派

それでも　怪談話ってあるのかなあ・・・

ああ　六番目の小夜子・・・大好きです～